日本の金融商品がダメな理由は、次の3つだと言われている。

1、売り手都合の商品開発

金融商品の開発と販売を同じ金融グループで行うため、投資家の資産を増やすための商品を開発するのではなく、販売会社の売りやすく、手数料を稼ぎやすい商品を開発する傾向がある。

 
 

2、販売手数料で稼ぐビジネスモデル

ヘッジファンドのように成功報酬を受け取る仕組みでないため、回転売買(短期での金融商品の乗り換えを提案)で、新商品を次々投入することで手数料を稼ぐビジネスモデルから脱却できない。

 
 

3、顧客を儲けさせる意識がない

そもそも販売会社は販売時にいくら手数料を稼げるかしか関心がなく、運用会社は管理報酬のみで構成されていため運用パフォーマンスを上げるインセンティブがない。そのため単に預かり資産を増やすことだけに集中し、話題性のある売りやすい商品を販売することになる。日本人の金融資産における投資比率は欧米とひかくし、約1/2~1/3の約15%となっている。(2016年12月22日 日本銀行調査統計局の資金循環の日欧米比較より)